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H様
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屋根の葺き直し(上屋根・下屋根/防水紙と瓦桟の交換)
物件タイプ
戸建て
症状
長年の雨漏り、葺き土の劣化、瓦桟の腐り
価格帯
207万円
屋根材
和瓦
エリア
埼玉県鴻巣市
長年の雨漏りにお悩みだったお住まいで、屋根の葺き直しを行った工事です。築40年以上、金額は207万円でした。
瓦をすべて下ろしてみると、下は土でした。瓦を葺き土で固定する「土葺き」という古い工法です。その土がやせて崩れ、瓦を引っ掛けている桟木(さんぎ)は土に埋もれたまま朽ちていました。防水紙も残っていません。長年の雨漏りは、瓦ではなくこの下にありました。
土と古い桟木をすべて下ろし、新しい防水紙を張って瓦桟を打ち直し、下ろした瓦をそのまま葺き戻しています。上屋根と下屋根の両方を同じようにやり直しました。
葺き直しは、終わってしまうと見た目が工事の前と変わりません。だからこそ、中身の写真を残しています。
この事例と、お住まいの状態が似ていたら
この事例は、長年の雨漏り、葺き土の劣化、瓦桟の腐りの原因を調べて直しました(207万円)。雨漏りの原因は、無料の現地調査で調べます。
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屋根の瓦を下ろしたところです。一面が土色になっているのが分かると思います。
この屋根は瓦を葺き土で固定する「土葺き」という工法でした。1980年代までは珍しくない葺き方です。屋根に土を盛り、その上に瓦を据えていきます。
近くで見たところです。横に走っている木が瓦桟(かわらざん)で、瓦を引っ掛けて留めるための木です。
土に埋もれたまま長年濡れ続けたため、木が黒く朽ちて、ところどころ折れていました。この木が効かなくなると、瓦は土に乗っているだけの状態になります。
別の面です。土がぼろぼろに崩れて、木の切れ端や瓦の破片が混ざっていました。
葺き土は、雨と乾燥を何十年も繰り返すうちにやせていきます。やせると瓦を支える力が落ちて、瓦がずれます。ずれたところから入った雨は、下に防水紙が残っていなければ、そのまま屋根の中へ進みます。
下屋根(1階部分の屋根)です。上屋根とまったく同じ状態でした。
屋根全体で同じことが起きているので、片方だけ直しても意味がありません。上屋根と下屋根の両方をやり直しています。
土と古い桟木をすべて下ろしたあと、新しい防水紙を張ったところです。緑色に見えているのがそれです。
瓦のすき間から入った雨水を受け止めて外へ流すのが、この防水紙の役目です。瓦は雨を受ける蓋であって、最後に水を止めているのはこちらです。この屋根には、それが残っていませんでした。
防水紙の上に、新しい瓦桟を打っていきます。写真の細い木がそれです。
土で固定するのをやめて、この桟木に瓦を引っ掛ける工法に変えています。土を下ろすぶん、屋根そのものも軽くなります。
上屋根(2階部分の屋根)も同じように、防水紙と瓦桟をやり直しました。
桟木の間隔は瓦の寸法で決まります。ここがずれると瓦がきれいに納まらないので、先に線を出して一本ずつ位置を決めていきます。
下地が終わり、あとは瓦を戻すだけの状態です。屋根の上に積んであるのが、下ろした瓦です。
割れていない瓦はそのまま使えます。瓦は焼き物なので、割れなければ50年以上もちます。だから葺き直しは、瓦を新しくする葺き替えより費用を抑えられます。
そして瓦を戻すと、屋根は工事の前と同じ見た目に戻ります。207万円をかけて、見た目は変わりません。変わったのは、瓦の下に防水紙と新しい桟木が入ったことです。雨漏りが止まるのは、そこです。
鴻巣市のH様邸、屋根の葺き直しを担当しました小野です。
長年、雨漏りにお悩みだったお住まいでした。瓦を下ろしてみたら、下は土。防水紙は…
鴻巣市のH様邸、屋根の葺き直しを担当しました小野です。
長年、雨漏りにお悩みだったお住まいでした。瓦を下ろしてみたら、下は土。防水紙は残っておらず、瓦を留めている桟木も朽ちていました。ここまで来ていると、部分的な補修では止まりません。
この工…
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